こんなに毎日お世話になるとは思ってもみなかった、大学図書館。
きれいに製本してくれているので、目当ての文献をすぐに見つけることができる。
大学になければメールひとつで図書館から文献を取り寄せてくれる。しかも司書のお姉さんは、できるだけ安いところから選んでくれるので、1つ200円ぐらいでとても助かる。
看護協会の文献はネットから個人で取り寄せると800円もする。図書館を通じると500円で済む。図書館に足を向けて寝られない。
希少価値の高いものもある。
雑誌「看護」
昭和28年、67年前のものである。
歴代ナースたちがコツコツと積み上げてきた実践研究が詰まっている。
今朝は9時半から地獄の修論ゼミだったので、昨日は図書館にノートPCとキーボードとディスプレイまで持ち込んで作業していた。
ここは普段はグループ学習室だが、コロナのため集うことは禁止。1人で使うならと開放してくれた。
図書館が閉まった18時からは、領域の部屋に荷物を大移動させた。0時に大学が閉まるので、続きは家でやった。朝5時に寝て7時に起きた。
眠くてしかたがなかったので、ゼミの前に眠眠打破みたいなやつ飲んだら尿が止まらんくなった。
3時間のゼミの間に4回もトイレ行った。
透明な尿がじゃんじゃんでた。
「どっか身体悪いんですか」と先生に言われた。
修論はぼちぼち進み始めた。
枠組みとなる理論も見つけた。
でもまだパソコンで文章をうつことは許されていない。
許されているのは、文献カード(読んだ文献のまとめ)だけ。修論の引用参考文献は100ぐらいを使うので、どの文献に何が書いてあったか、自分の研究に関連するのはどの部分か、分かりやすくまとめておかなければワケワカメになってしまうのである。
クラスメイトが次々と肥溜めに落ち始めた。
あっぷあっぷして溺れている。
自分をダメ人間と呼んでいる。
少し前の私の姿である。
一足先に地獄を味わった私は、微力ながらみんなの情緒的支援をする。
「先生が厳しいのは自分を育ててくれているため」
「絶対に見捨てないから大丈夫」
この時期、先生はみな鬼に変わるのだ。
専門看護師を目指すなら、ものの見方を180度変えるパラダイムシフトが必要となるからだ。
今日のゼミの終わり、先生が私に「動物占いなに?」て聞いてきた。
えらい懐かしいこという。
「コアラです」と答えると、「ゾウかと思った」と。
どういう意味かと思ってネットで見てみたら、ゾウは「人の言うこときかない」らしい。
そんなことないです。ちゃんときいてます。
コアラは「人の目を気にする八方美人」らしい。これよくオッサンに言われるやつな。
適した職業は、水商売と庭師だって。
ふーん
今日は早めに寝よう。