4月4日
入学式のあとは、まっすぐアパートに帰ってきた。
アパートの近くに大きなパン工場ぽいのがあるのだが、窓を開けているとそこからホットケーキみたいな、ポン菓子みたいな甘い匂いが流れてくる。
おかげでメロンパンが食べたくて仕方がなくなったので、コンビニに走った。
結局、工場が閉まるまで一日中、甘い匂いが漂っていた。
これは困る。すぐにお腹がすいてしまう。
講義が始まると平日昼間にアパートにいることはなくなるので、まぁいいけども。
さて、問題は晩ごはんである。
自慢じゃないが、家ではいつもオッサンがおいしいごはんを作ってくれていた。
私が作ることを許可されていたのは、お好み焼きと焼きそばとうどん焼きのみである。
あと、ポテトサラダも最近許された。
そんなわけで、致命的に料理が下手な私が毎日何を食べるかは深刻な問題である。
しかし、近くにスーパーが山ほどあるので助かる。
高知はいろいろ安い。
魚やっす!
きゅうりやっす!
とりあえずきゅうりとちくわ、揚げたてのあじフライとコロッケを買って帰った。
お米をまだ買ってないので米粉パン
高知で初めての料理は、正式名称はわからないが、「ちくわにきゅうりを突っ込んだやつ」ということになった。