小さい頃は庭にいちじくの木があって、勝手にもいで食べていたが、じょりじょりする感じがあまり好きではなかった。
どちらかというと、いちじくの木にひっついている黒地に白の水玉のカミキリムシを捕まえるのが楽しかった。
大人になった今はおいしいと思う。
最近、いちじくは買って食べるものになってきているが、買うのはなんか悔しい(?)ので、庭でいちじくを育ててみることにした。
落ち葉でたいへんなことになっている庭
日本代表のいちじくは、ドーフィンという種類と蓬萊柿(ほうらいし)という、量産できて流通に向いたものが多い。
しかし、実のお尻がはじけて虫や鳥に食べられることもあるので、お尻がはじけなくておいしいいちじくを探した。
しかも、せっかくなのでなかなか食べられないやつを植えてみることにした。
ひとつめ
白いちじく
<ホワイトゼノア>
中生:夏秋兼用種
皮ごと食べられる。夏秋兼果の豊産性。
耐寒性はイチジクの中で最も強い。
夏果熟期は6月~7月。
秋果熟期は8月~10月。
なんと年に2回も食べられるらしい。
ふたつめ
黒いちじく
<ビオレソレイス>
フランスで有名な品種で、国内ではまだ極限られた生産者しか栽培しておらず、ほんの僅かな量しか市場には出回らないため、「幻の黒いちじく」と呼ばれているらしい。
9~10月の秋果で実のなる量は少なめ。
皮は黒くて小ぶり、ネットリとした舌触りでとても甘くまるでイチゴジャムが詰まっているようにさえ感じられるとのこと。
た、楽しみすぎる!
でも、実がなるまで2~3年かかる。
うまく育ったら、まこやんがいちじくタルトを作ってくれると約束してくれている。
うまく育ちますよーに!