本日は、日頃おとーさんがよく使っている
黒くて四角い座布団取り合い選手権です。
キジトラ代表
金三選手がっちりガードしております。
背後から忍び寄るのは、
クロネコ代表よん選手。
おっと金三選手、疲れが見えてきたか?
それとなく死角に入ってきた、よん選手。
この攻めをどうご覧になりますか、元大関 クロネコ部屋いち子親方。
「いいポジションですよ。正面突破は不利との判断でしょう。頭脳プレーはクロネコが得意とするところですね。」
金三選手、まだ気づきません。
「キジトラは鈍いですからね。」
おっと 気配を感じたかー?
「いや気づかないですね、キジトラなので。」
金三選手、ちょっと油断してる間にー
よん選手が乗っ取ったあー!
「あー完全に取りましたね。ほくそえんでますね。」
これはもう完全によん選手のペースです。
「してやった感が半端ないですね。」
よん選手、マーキングに余念がありません。
「これはもう猫の本能ですから。」
ドヤ顔です!
これ以上ないほどのドヤ顔を見せております!
これは悔しい、金三選手!
「まあ、猫はすぐ忘れますから。」
なるほど。もう場外のもちもち食パンクッションに乗り換えたと。
「こちらのほうが100万倍感触いいですからね。」
親方、今日は爪研ぎでお忙しいところありがとうございました。
「ありがとうございました。」